近況報告
いろんなところから連絡もなしに姿を消してしまったので
「大丈夫?何かあった?」とお気遣いメールなどをいただいたりしていました。
ご心配、ありがとうございます。
私は元気です。
そして、トリートメントの予約を変更していただくことになった皆様には本当にごめんなさい。
急なキャンセルだったのにも関わらず、暖かい励ましにとてもパワーをいただきました。
実は1ヶ月ほど前から、長男のアトピーを治すためにホメオパシーを始めました。
ホメオパシーというのがどういった療法かは知っていましたが、正直息子のアトピーを治せるとは思っていませんでした。
ニセ化学だの、宗教じみているだのと叩かれもしていますね。
もちろん、私はそんな風には思ってはいませんでしたが、効果に関してはいまいちピンときていませんでした。
でもどういう流れだったのか、主人に
「近くにホメオパス(ホメオパシーのお医者さん)がいるらしいから1回行ってみてほしい」
と言われ、
(妊娠前、妊娠中、出産の時のことなどから現在に至るまでありとあらゆる情報を必要とするため母親でなくては分からないことがたくさんあるのです。)
一ヶ月前からホメオパシーのレメディーを飲み始めました。
初めは何の変化もなく、やっぱり効かないんだろうな~と呑気に思っていたのですが
飲み始めて2週間目にぽつぽつと水疱が出来始め、それが見る見るうちに全身に広がり、潰れ始めたのです。
ホメオパスには
「汁(リンパ液のこと)が出てきたり、高熱が続いたりします。
それは排毒のための好転反応でそういう反応が出てきたら喜ばしいことです。」
と言われました。
でもその時の長男の肌は乾燥はしてざらざらはしているものの、とてもリンパ液が出てくるような状態ではなく、
「一体どうやって汁が出てくるっていうのかしら・・・」と思っていました。
が
こういうことだったのですね。
まさに肌が見えなくなるくらいの水疱が次々に潰れ、リンパ液が溢れ出して
頭の先から足の先まで全身がずる剥けになってしまったのです。
それはもうひどい姿です。
当然、すさまじい痒みと痛みで泣き叫び眠る事だって出来ません。
横になったまま、寝返りも打てず、起き上がることもできない。
服はリンパ液のせいで体中に張り付くのでまるでミイラのように全身包帯を巻いていますが
その包帯も取り替えるたびに大量のリンパ液と血がついています。
わが子のそんな姿、普通の精神状態ではとても耐えられるものではありません。
でもね、私はその時涙がとまりませんでした。
決して絶望していたからではなく、悲しかったからではなく、
とても見てられないほどのこの苦しみの中で、私達が浄化されていくのを感じていたからです。
息子の目からも涙がとまりませんでした。
そして今までずっとふたをしてきていた感情が一気にあふれ出して生まれたばかりの赤ちゃんのように
ずっと大声で泣き続けました。
(この感情の爆発も好転反応のひとつなのですが、これもまたすさまじかった・・・・)
今は起き上がってリビングの中は歩きまわれるようになってきました。
肌は、リンパ液も出きったようで、かさぶたのようなものがうろこのように全身を覆っていて
それがぽろぽろとはげれ落ちるとその下から新しい皮膚がでてきています。
まだ赤みが強くて傷つきやすそうな薄い肌。
痒みもまだまだ強いです。
でも日に日に回復しています。
まだ人が見たらひっくり返りそうなルックスですけどね。
おばあちゃん達に会わせたら私達夫婦は殺されてしまうかも~
でもそんな哀れな姿の息子が今は愛おしくてたまりません。
体が持つ自己治癒力の素晴らしさを目の当たりにして本当に生かされていることに対する感謝でいっぱいです。
ホメオパシー。
いろんな意見がありますね。
それでいいんです。
ただ私はホメオパシーに出会って、ようやく本当に息子のアトピーと向かい合えたことに感謝しています。
完治への大きな光が見えてきたことに。
そしてそれは決して遠い未来の話でないということに。
実は、私は今月末、大きな試験を受けることになっていました。
そのためにこの1年学校にも通い、沢山の方たちの協力を得て頑張ってきましたが
最後の最後でこんな状況になってしまい、勉強どころではなくなってしまいました。
どうしてこんなときにホメオパシー始めちゃったんだろう。
どうしてこんなときに限って・・・・
そう思いかけて、ふと
「私はなぜアロマセラピストになりたいと思ったんだったかな?」
そうだった、私の場合、それは決して職業としてではなく、
大切な人たちの心と体のよりどころとなるためだったのです。
アロマを選んだ理由も息子のアトピーの辛さを軽減させてあげたかったから・・・
だとしたら、今私にとって大切なことは試験に受かることではなくて
しっかりと目の前の息子と共に苦しみ、浄化され、共に喜ぶことなのですね。
いろいろとご心配くださっていた皆様、お1人ずつにゆっくりお話できる状況ではないので
こういう形で現状報告させていただきますね。
息子がこれからどう回復していくのか、まったく予想がつかない状態ですが
日に日に元気になっています。
また様子を見ながらお1人ずつご連絡させていただきますのでもうしばらくお待ちくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。