寒い冬の間はベランダに出すと寒くて赤くなって凍傷のようになってしまうので
暖かい家の中で過ごしていました。
でもそのアロエがどんどん大きくなって、家族が動き回るたびによくぶつかるようになりました。
「もう~ちくちくして痛いなぁ~。あっちにやって!」
などと文句を言われ、部屋の隅に追いやられていたアロエ。
ここ一カ月ぐらいはぶつかるたびにこけるのです。
そのたびに鉢の土がこぼれて、ますます
「なんでこんなところにアロエがあるねん!

「そうは言うけどね~、アロエは万能薬なんだよ~」と言う私の声にも
「でも邪魔だからベランダに出してよ

・・・・・

それはそうと、長男のアトピー。
冬の間は好転反応も穏やかで一見落ち着いたように見えていましたが
春になって体の中が動き出す。
デトックスがまた始まり、花粉の季節もあいまってかゆい、かゆい!
またまた好転反応も絶好調に出始めました。
そんなときにふと耳にしたのが
「家の周りに生えてくる草花はその家に住む人の健康に必要なものが生えてくる」という話。
もしかして・・・
息子の痒がる肌にアロエを塗ってみると
「なんかおさまってきた

それから塗り続けること数日。
ひどかった炎症がみるみるうちに落ち着いてきました。
よくこけていたのは持ち上げてみると、鉢の下の小さな穴をくぐりぬけてぐんぐんと根を張っていたせいでした。
数年前に母と一緒に買って、母のアロエはあっというまに枯れてしまったのに
うちのアロエはもうすでに買った時の2倍の大きさにまで成長しています。
そうか~家族中から邪険に扱われても、こんなに成長してくれたのは息子のためだったのか~
「アロエちゃん、いままでごめんね。ありがとう」
と、今では大きな鉢に植えかえてもらって日の当たる窓際にいます。
鉢も大きくなって、息子の炎症にも役立って、何だかアロエちゃんも嬉しそうに見えるのはただの思いこみでしょうか?

自分に必要なものはすべて手の内に与えられている。
幸せはいつも自分の内側にある。
そんな小さなメッセージを見落とすことがないように
これからも日々精進していきたいなと思います

mahalo nui loa
