ファスティング・・・そう、断食のことです。
今回行なったのは決して
長男のアトピー治療のためでした。
ホメオパシーをはじめてから1年。
催眠療法や食療法、オステオパシーやシータヒーリングなどいろいろ併用しながらかなりよくなり、
今ではすっかり野球少年になって、今年の夏はサマーキャンプも楽しめるようになりました。


でもまだ関節の内側など炎症とかゆみも残っているので冬になって停滞する前に出来るだけ排出しておきたいと思ったからです。
あと一息なんだけどなー!!
ってことで、なんと11歳の息子も頑張りました、3泊4日のファスティング!
朝昼晩、一日3回こんなジュースが出ます。

息子はまだ子供なのでこれに酵素ジュースが1杯つきます。
そして寝る前にも酵素ジュース。
あとはお水が1.5リットル~2リットル、ハーブティーやノンカフェインのお茶のみ。
食べるのが大好きな息子に(私もだけど

もちろん一歩部屋の外に出るとレストランやパン屋さん、アイスクリーム屋さん、お総菜屋さんなど誘惑だらけなので
二人で好きなものを部屋に持ち込んでこもりっきり。
この時とばかりに勉強にしようにも、食べてないから糖分不足で脳が働いてくれないんですよねー
読める本は雑誌みたいに眺めてるだけでいいような本だったり、
映画やテレビを見たりするくらい。
あとは眠気が襲ってきたりするのでお昼寝したり・・・
プチ断食は経験あっても3泊4日は初体験でしたが、意外と空腹感を感じることがなくてびっくり!
たまにぐっと「お腹すいたー!!」となるのですがしばらくしたらもう何にも感じなくなったり・・・
息子も「なんか食べたい!」といったのは最後の夜に一回だけ。
あ、もう一回、ホテルの近くの本屋さんに本を買いに出た時にパン屋さんからパンの匂いがしてきたとき。
テレビや雑誌で食べ物の写真を見てもそこまで食べたくならないけど、匂いだけは我慢できない。
嗅覚って本当にすごいですね。
食事は五感で感じるもの、と言いますが嗅覚が占める割合は実は想像以上に大きいかもしれませんね。
そしてもう一つ感じたのは
別にお腹がすいてるわけじゃないのに「食事の時間だから」といって食べていたり、
本当に自分が食べたいものじゃないのに「いい匂いがしてきたから」と誘惑で食べてしまっていたりすることがとっても多いんだってこと。
何もない状態でも食べたいと思うものは本当に自分が欲しているものですよね。
でも「誰かが美味しそうに食べてたから」とか「いい匂いがしたから」っていうのは本当に自分が食べたいものとは違う。
いつも私たちはそうやって自分たちの本能を何かとすり替えてしまっているということ。
とはいえ、普段の生活に戻ったらまたその誘惑にふらふらしちゃうんだろうけど。
私としては、誰かと楽しむ食事はそれでもいいかなー
でもこのファスティング中の体の変化はやっぱりすごい。
それを知ってしまうと家での食事はやっぱり1食1食大切にしたいなと思うのです。
誰かと楽しむ特別な食事のために、なおさら大切にしたいなと。
帰る前の回復食はこんな感じ。

ずっと食べてなかったから半分でもうお腹いっぱい。
味覚もすごく敏感になっていて素材の味まで十分に味わえます。
息子もこのスープには玉ねぎとジャガイモが入ってるね。豆乳の味もする。」と献立表をみなくても入っている食材を全部言い当てていました。
ファスティングはファスティング自体よりもアフターがもっと大事。
改めて、家族が健康で笑顔になれる「おうちご飯」を見直していきたいなと思います。
帰ってから待ちに待った息子のスイーツ、「フルーツシチュー」

「ファスティング、楽しかったねー!」と満面の笑みで食べてくれました。
完治への道のりはあとどれくらい?
まだ分からないけど確実に一歩ずつ近づいていっています。
後戻りしてるようで不安になるときもあるけど
それでも毎日一歩ずつ光に向かって歩いています。
だから焦らず ゆっくり いつものペースで 自信をもって進んでいこうね♪