魔法の液体
というとびっくりされるでしょうか?
食用オイルは「肥満と病気の原因」、スキンケアオイルは「べたべたし、毛穴を詰まらせたり、色素沈着をおこす」
残念ながらそんなイメージを持たれてる方も多いのでは?
いいえ。

良質の植物オイルは健康を害するどころか血圧や悪玉コレステロール値を下げてくれます。
炎症を抑える力もあり、アレルギー症状を軽減させたりします。
血液の流動を良くし、血栓や動脈硬化を防ぐ作用も。
「え?」って思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
オイルに対して持たれている「体に悪い」というのはトランス脂肪酸をふくむマーガリンやショートニング、
以前話題になった健康油エ○○のような人工的に加工された合成油脂のことや
動物性の脂、バターなどの飽和脂肪酸の摂り過ぎを指します。
要はオイルはオイルでもどういうオイルなのかということ。
また、同じオイルであってもその製造方法によってまったく反対の効果を及ぼすことがあります。
市販のドレッシングなどは要注意!
同じドレッシングでも良質のオイルで手作りしたものは反対にとっても体にいいんですよ

スキンケアに使われるオイルも同じです。
古代から良質の植物オイルは美しい肌を保つには欠かすことのできない魔法の液体でした。
これさえあれば他には化粧品なんていらないくらい!
ただこれまた残念なことに一般に化粧品に使われているオイルは鉱物油だったりあまり質のよいオイルではなかったりします。
鉱物油は分子が大きいため肌の上に乗っているだけで皮膚の中にまで入っていきません。
そして肌の表面でいろいろとトラブルを起こしてしまうのです。
良質の植物オイルは分子が細かく肌の奥まで浸透していきます。
だからつけてすぐはべたっとしていても時間がたつと吸収され、肌を柔らかく、しなやかにし、うっとりするようなつやをもたらしてくれます。
決して毛穴を詰まらせるようなことはありません。
オイルによって含まれる成分は異なりますが、鎮痛作用、炎症を抑える作用をもつもの、皮膚を再生させるものもあり、古代から薬としても大事にされてきました。
このように良質の植物オイルは内用・外用ともに美しさと健康をもたらしてくれる自然からの最高の恵みなのです

以前はあれこれいっぱい化粧品を並べていた私のスキンケアは今ではこれらの植物オイルに精油をブレンドしたアロマオイルと手作り化粧水のみ。
お風呂上りには全身オイルを塗ります。
肌がしっとり柔らかくなって透明感や艶が出てきます。
もちろんアロマの香りにもうっとり。
それに不思議なことに冷え性の私は冬のお風呂上りは寒くて早くパジャマ着なくちゃ!って感じだったのですが
オイルを塗りだすと体がぽかぽか温まってくるんです。
そんな植物オイルたちの持つ素晴らしい力をぜひ実感してみてくださいね
