体臭のお話1
ふと側に近づいたときにその人からふわっと漂っていくる香りって魔法みたいだなと思います。
匂いフェチの私としては好みの香りがするとそれだけでふらふらっとついて行きそうになります(こらこらΣ?( ̄ー ̄;))
中には生まれながらにしてよい香りを放つ人がいるそうです。
つまりいい匂いの体臭を持つ人のことで、芳香異体とか、挙体芳香と言います。
東方遠征をしたアレクサンダー大王はよい香りの口臭がし、服の上からでも心地よい体臭がしたとか、
中国3大美女の楊貴妃は麝香(ムスク)の香りが、
香妃はなつめの良い香りが、
お釈迦様にいたっては産湯の中でしたおならまで花の香りがしたとか・・・
実際のところはどうなんでしょうね。
アレクサンダー大王は乳香(フランキンセンス)の香りが好きで師のアリストテレスにいさめられるほど焚いていたといいますからその香りが染み付いていたとしても当然かもしれません。
古代から服に香りを焚き染めたり身体に香油を塗りつけたりしていたわけですから楊貴妃や香妃のような身分の女性が良い香りがするのもうなずけます。
生まれつきだったかどうかは怪しい気が・・
もしかしたら芳香異体はその華々しい伝説の一部なのかもしれませんね。
でも体臭と言えば
「まったく知らない男女に対面する前に匂いだけで好きな相手を選んでもらうと、
自分とはまったく異なった遺伝子を持つ相手の匂いに惹かれる」
というのは昔テレビで話題になりましたよね。
より強い子孫を残すために出来るだけ遠いDNAを本能的に求め、惹かれあうわけです。
昔の中国で芳香異体の女性を取り合って戦が起こったという大げさに聞こえるお話もありますが
身分の高い人たちがよい香りの女性を取り合ったというのは
無意識ながらも強い子孫を残そうという本能だったのかもと考えると興味深いですよね。
惹かれあう相手はお互いに芳香異体。
だとしたらみんな誰かの芳香異体なのではないでしょうか
もちろん芳香異体であるためには健康でなくてはいけません。
体臭のお話、導入がずいぶん長くなってしまったので本題はまた次回
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