陳皮とごぼう茶
その皮をどうしてるかというと・・・

こうやって細切りにしてディハイドレーターで乾燥させます。
細切りじゃなくて、皮むき器で剥いたそのままでも、手でちぎってもいいです。
私はみかんだけじゃなくていろんな柑橘の皮を使うから剥き方や大きさがまちまちだったので細切りにしました。
そしてもちろん外で干してもいいのですが、春は外気もいろんなものを含んでるし、せっかく買ったので私はディハイドレーターをつかっています。
で、乾燥させたものを何に使っているかというと・・・
ミルでパウダー状にしてお料理に使っています。
あと、手作りのアロマスクラブに入れたり、
このままほうじ茶やクコの実とブレンドしてお茶にして飲んでいます。
このみかんの皮には健胃 去痰 鎮咳作用などがあります。
漢方で使われる陳皮は、陰干しして1年以上たったものが生薬として利用され、
生薬として飲むのであれば15分から20分ほど煎じたりするそうです。
私のはかなり簡易版ですが、捨ててしまうはずの皮もちょっと手間をかけると香りのよいティータイムが楽しめますよ。
そして主人が今はまっているのがごぼう茶。
健康おたくの彼は何か本でも読んだのか、急に「ごぼう茶を作って!」と。
ごぼう茶は皮つきのごぼうをささがきにしてこれまた乾燥させます。
そしてフライパンで乾煎りして出来上がり。

すごく簡単です。
で、「ごぼう茶はどうしていいの?」と聞くと「・・・忘れた」
・・・・・

・・・ま、私もよくあるのことなので、さっさと自分で調べてみました。
ごぼうの皮にはサポニンが含まれています。
サポニンというのは大豆などにも含まれていて、強い抗酸化作用があります。
乾燥させることによってさらにこのサポニンが凝縮されます。
サポニンというのは水分が加わることで発泡する性質があり、その泡が腸内をきれいにお掃除してくれます。
血管内に付着したコレステロールや脂肪を洗い流してくれたりもするそうです。
また利尿作用もあるのでむくみなども改善してくれます。
へ~、体に蓄積された老廃物を洗い流してくれるんですね!
そのまま食べても食物繊維たっぷりのごぼうは便秘で悩む方の強い味方ですもんね。
そうそう、腸といえば、中医学の陰陽五行では、大腸と鼻はつながっていると考えられています。
鼻が黒かったり、毛穴が詰まっていたりするのは腸の状態がよくない、とみるそうです。
(体からのメッセージなので、せっせと毛穴パックしても根本から改善はできないってことですね)
腸内環境を整えるためには食生活を見直すことはもちろん、冷えないこともとっても大事です。
「冷えは万病のもと」と言われますが冷えることによって腸の働きも鈍るので腸内環境が悪くなってしまい、
せっかくよい食事をしたとしても有効に活用することができないからです。
これね~・・・私も思い当たることいっぱいなのです

冷えを改善し、腸内環境が整わなくては本当の健康も美しさもありえません。
クライアントさんたちと一緒に私も頑張ろうっと!
さぁ、とりあえずごぼう茶でも飲みましょうか(笑)